こんにちは。院長のトガワです。
プロフィールにも書きましたが、整体師になる前はプロのトロンボーン奏者でした。
その関係で、開院して5か月目を迎えましたが、私の知り合いの、現役バリバリのプロの管楽器プレイヤーの方達が来院してくれました。
サックス奏者:雲井雅人さん
管楽器を演奏するためには、とても複雑な連続した動きを体全体でしなければなりません。
その為に、体に支障をきたすことが少なくありません。
その内の一つは、背中が硬くなるという事です。
管楽器を演奏するには、息を吸って吐かなければいけません。
その時、背中の筋肉をとても使います。そうすると当然、脇腹から背中までがとても疲れて、硬くなってしまうのです。
こうなってしまうと背中が広がらなくなり、息は肺に、楽に入らなくなります。
そうなると、背中の筋肉をほぐさなければならなくなります。
元東フィルトロンボーン奏者:新立さん
しかし、これは、楽器を吹かない人も同じです。
吹かない人は、吹いている人とは逆で、筋肉を余り動かさない為に硬くなってしまうのです。
すると、やはり息は入らなくなり、呼吸が浅くなってしまいます。
呼吸が浅くなるという事は、血液中の酸素濃度が低くなり、体内に酸素が充分に行き渡らないという事になります。
血中の酸素濃度が低ければ、筋肉にも酸素を含んだ血液が供給されないという事になります。
この状態が続くとどうなるでしょうか?
血行不良になって、結果、背中以外の筋肉まで硬くなり、コリになってゆくのです。
常日頃、何も意識をせずに呼吸をしていますが、健康的な呼吸は、意外としていないものなのです。
お風呂に入った時とか仕事が終わった時に、上手くため息が出なくなっているようなら要注意です。
そうなっている自分に気づいたら、裕整体院にいらして下さい。体の為にも、定期的なほぐしは必要なのです。
仙台フィルトランペット奏者:戸田さん
この他にも、管楽器プレイヤーと共通する、そして必ず楽にしておかなくてはいけない場所があるのです。
それは次回にお話しましょう。